| ■沿革 |
チワワは世界で最小の純血種であると考えられており、犬種名はメキシコ最大の州の名前に由来している。かつては野生に生息し「トルテカ」文明時代にインディオにより捕えられ、家畜化されたと考えられている、トゥーラに生存していた「テチチ」と呼ばれる小型犬の絵が街の建造物の装飾として使用されているが、これらに犬の像は今日現存するチワワに大変類似している。 |
| ■一般外貌 |
この犬はコンパクトなボディをもつ。最も重要なのはスカルがアップル・ヘッドで、適度な長さの尾を尾先が腰へ向かったカーブもしくは半月上にに高く保持することである。 |
| ■重要な比率 |
体長は体高よりもわずかに長い、しかしながら、特にオスにおいてはほぼスクエアなボディであることが望まれる。メスは妊娠することから、僅かに体長が長くとも許容される。 |
| ■習性/性格 |
機敏で注意深く、活発でありたいへん勇敢である。 |
| ■頭部 |
□頭蓋部
スカル
十分に丸みを帯びたアップル・ヘッドであり(この犬種の特徴)ごくわずかなモレラがあるものと、ないものとがある。
ストップ
額がマズルの付け根の上で突出しているため、大変明瞭で、窪んでおり、広くなっている。
□顔部
鼻
いかなる色も認められる。鼻は程よく短く、僅かに上向きである。
マズル
側望すると短く真っすぐで、付け根は幅広く、先端に向かって先細る。
唇
引き締まっており、ぴったりとついている。
頬
ごく僅かに発達しており、大変すっきりしている。
顎/歯
シザーズ・バイトまたはピンサーズ・バイトである。オーバーショット、アンダーショット、顎の異常はペナルティが課せられる。
目
大きく、丸く、大変表情豊かであり、決して出目ではない。完全にダークである。明るい色の目は許容されるが、好ましくはない。
耳
大きく、直立し、広がっている。付け根は幅広く、わずかに丸みをもった先端に向かって徐々に先細る。休憩時には横に傾斜し45度を成す。 |
| ■頸 |
□頸すじ
わずかにアーチしている。
□長さ
中位の長さである。
□形
雌よりオスは大きくなっている。
□皮膚
デューラップはない。ロングコートの場合、長い毛で頸にラフがあることは大変望ましい。 |
| ■ボディ |
コンパクトでしっかりとしている。
□トップライン
水平である。
□脊
短く堅い、
□キ甲
ほとんど目立たない。
□腰
頑丈で筋肉質である。
□尻
幅広く力強い。決して斜尻ではない。
□胸
胸郭は広く、深く、肋はよく発達している。前望すると適度な容量がある。側望すると、肘まで達している。決して樽胴ではない。
□アンダーライン
はっきりとしており、腹はいくらか引き締まっている。緩んだ腹でも許容されるが、好ましくはない。 |
| ■尾 |
尾つきは高く、適度な長さである。根元は太く、先端にむかって徐々に先細る。尾の保持はこの犬種の顕著な特徴である。先端が腰部に向かって丸みを持ったカーブか、又は半月形で、高く保持する。これはボディとバランスがとれている。被毛はバラエティーに従い、ボディの被毛と調和を保つ、ロングコートの場合、被毛はプルームを形成する。尾は休息時垂れており、わずかなフックを形成する。 |
| ■四肢 |
□前肢
前脚はまっすぐで、十分な長さがある。前望すると肘と一直線になる。側望するとよい角度である。
肩
筋肉は適度で、すっきりしている。肩甲骨と上腕の角度はよい角度である。
肘
しっかりとして、ボディに密接しているが、自由な歩様を妨げることはない。
中手
わずかに傾斜しており、力強く、柔軟性がある。
□後肢
後脚は十分に筋肉がついており、骨は長く、垂直で互いに並行し、股間接、膝関節及び飛節で十分な角度を形成し、前肢の角度と調和がとれている。
飛脚・中足
短く、腱はよく発達している。後望すると十分な間隔があり、真っ直ぐで、垂直である。
□足
たいへん小さく、卵形で指しはよく離れているが、広がらない(兎足でも猫足でもない)。爪は特によくアーチし、程よい長さ。パッドは十分に発達し、大変弾力がある。デュークローは除去しなくてはならない。 |
| ■歩様 |
歩幅は長く、弾むようで、力強く、活動的である。前肢には十分なリーチがあり、後肢には推進力がある。後望すると、飛節は互いにほぼ平行して動き、後足の跡は前足の跡にちょうど一致する。スピードを増すと四肢は中心線へ収束する傾向がある。歩様は楽々と負担なく弾むようである。常に頭部を上げ、背はしっかりしている。 |
| ■皮膚 |
ボディの表面全体は滑らかで、弾力がある。 |
| ■被毛 |
□毛
2つのバラエティがある。
・スムースコート
被毛は短く、ボディーに密生し、下毛がある場合、被毛はやや長めである。喉及び腹において被毛がまばらであっても認められる。頸と尾においてはやや長く、顔部と耳においてはやや短い。被毛は光沢があり、柔らかい。被毛の無い犬は許容されない。
・ロング・コート
被毛は長く、シルキーで、真っすぐかまたはわずかにウェービーである。厚すぎる下毛は好ましくない。耳、頸、前脚及び後脚の後ろ側、足及び尾の被毛は長くプルームを形成する。
□毛色
全ての色調及び組み合わせが認められる。
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| ■サイズ |
500グラム〜3キログラムの間である。1〜2kgの体重が好ましい。 |